パキフィツム属の多肉植物

属名のパキフィツムは「厚い植物」という意味で、葉の形に由来しています。葉はぷっくりとした丸みのある姿で、葉の表面は化粧をしたように白い粉で覆われ、うっすらピンクや赤紫色に染まります。秋以降になる紅葉して色が濃くなります。主な開花期は春。

パキフィツムは高温多湿に弱いため、夏は雨の当たらない風通しの良い明るい日陰で夏越しさせます。

代表的なパキフィツム属としてモモビジン(桃美人)、ホシビジン(星美人)、ツキビジン(月美人)などがあります。また、近縁のエケベリア属と掛け合わせたパキベリア属があります。パキフィツム属はメキシコの高原を中心に10数種が知られる多肉植物で、ベンケイソウ科の中では比較的仲間の少ない小世帯の属です。

パキフィツム属(Pachyphytum、ベンケイソウ科)の種類(原種、品種、仲間)

イナダヒメ(稲田姫)

上品な白肌の多肉植物です。フレーヌ、フレーベル、グルチニカウレとも呼ばれています。

チヨダノマツ(千代田の松)

肉厚の葉のパキフィツム属の中ではちょっとスリムな印象の多肉植物です。

ツキビジン(月美人)

美人シリーズ。プクプクの多肉質の葉をした美人シリーズの月

ホシビジン(星美人)

美人シリーズ。ぷっくりした葉の美人シリーズの星です。

モモビジン(桃美人)

美人シリーズ。ぷっくぷくの葉がほんのりピンク色に染まる多肉植物です。

◎紫麗殿(シレイデン/P.cv.)

◎ロンギフォリウム(Pachyphytum longifolium)

◎フーケリー(Pachyphytum hookeri)

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