トウダイグサ科ユーフォルビア属(Euphorbiaceae Euphorbia)の植物。多くが南部アフリカやマダガスカルに自生している多肉植物です。サボテンのようにトゲトゲした見た目のものや、むっちりした塊根種など様々な形状をしています。 また、ユーフォルビア属は、cyathia(サイアチア)と呼ばれる杯状になった特徴的な形をした花を咲かせるという共通した特徴があります。
ユーフォルビア属の植物には、サボテンに似た棘をもつ種類(球状・柱状)などもある多種多様な形を持つ多肉植物です。
ユーフォルビア属(Euphorbia/トウダイグサ属、トウダイグサ科、キントラノオ目)の種類(原種、品種、仲間)
◎オベサ
ユーフォルビア・オベサ(Euphorbia obesa)です。オベサには、大きくなると稜からたくさん子株を吹く通称「仔吹きオベサ(Euphorbia obesa f. prolifera) 」や、株元からいくつもの球体を生やし群生する「群生オベサ(Euphorbia obesa f. caespitosa)」 というタイプもあります。また、同属の仲間でオベサにそっくりの「Euphorbia symmetrica(ユーフォルビア・シンメトリカ) 」という種もあります。球形ユーフォルビアの代表種。和名は「キリン玉」。
◎ハナキリン(花キリン/花麒麟)
ハナキリンは非常に強健で、真夏の直射日光にも耐える植物です。ユーフォルビアの仲間でサボテンのようなトゲがあります。