エキノプシス属のサボテンの最大の特徴は、大きな花。エキノプシス属は、短毛丸、花盛丸が属します。
寒さや暑さにも強く、高温多湿の日本の気候によく適応しているので、栽培が容易で、生長も早いサボテンです。園芸愛好家にも良く栽培されており、多くの交配種があるサボテンです。
よく子吹きするので群生株となりやすいサボテンです。成長も早いため、接ぎ木の台木としてもよく用いられます。
エキノプシスは、根の発達が比較的よいので、土は赤玉土や腐葉土を多く混ぜた用土を使用するとよいです。また、根詰まりしやすいので植替えも早め行うとよいです。
エキノプシス属(Echinopsis)の種類(原種、品種、仲間)
◎短毛丸(たんげまる/エキノプシス・エイリエシィ/Echinopsis eyriesii)
短毛丸は、一年中戸外で育つとても丈夫なサボテンです。日本の軒下で最も見かけるサボテンかも知れません。短毛丸は、とてもよく子吹きするので、子株だらけになってしまうこともあります。子株は、親株にくっついた状態でも発根するので簡単に増やせます。水やりは多少多目でも大丈夫なサボテンで、短毛丸は成長が早く根腐れにも強いので、広い場所の方がよく育ちます。