グラウンドブロメリア(地生ブロメリア)の育て方(水やり、置き場所、季節ごとの管理、土、増やし方)をまとめます。
筒の中に水をためるビルベルギア等のタンク・ブロメリアの育て方とは異なる、ディッキア、プヤ、へクチア等、地面に根を張るタイプのグラウンドブロメリア(地生ブロメリア)の育て方について、水やりの方法、季節ごとの管理、増やし方等をまとめます。
グラウンドブロメリア(地生ブロメリア)の育て方(水やり、置き場所、季節ごとの管理、土、増やし方)
グラウンドブロメリア(地生ブロメリア)は、ディッキア(Dyckia)、ヘクチア(Hechtia)、プヤ(Puya)、エクメア(Aechmea)、クリプタンサス(Cryptanthus/ヒメアナナス/アカウリス)等の乾燥地の地面に根を張るタイプの育て方です。
グランド・ブロメリアは、筒を持たない方のブロメリアで寒さにも強く強健な種類です。
![](https://ta29.jp/wp-content/uploads/2024/04/9c0925117024316240688b7ca479054b.jpg)
水やり
グラウンドブロメリア(地生ブロメリア)の水やりは、春から秋は週に2回ほど、冬(最高気温が15度以下)は、月に1回程度、水やりを行います。
また春は暖かくになるにつれ回数を増やし、秋は寒くなるにつれ徐々に減らします。冬でも水をあげる時は必ず下から出てくるまでたくさんあげます。
置き場所
グラウンドブロメリア(地生ブロメリア)は、非常に日光を好みます。戸外の日当たりのいいところで育てるのがいいです。また、真夏の直射日光は年中を通して日に当てていれば、真夏に当てても葉焼けは少ない植物です。
季節ごとの管理
- 春の育て方:グラウンドブロメリア(地生ブロメリア)は、寒さには強い方ですが、最低気温が5度以下になるような日があるときは室内のできるだけ日の差し込む場所で育てるのが理想です。
- 夏の育て方:日差しがきつくなってくる6月頃から直射日光に当てるのは避けた方が無難です。葉焼けをおこします。20%ほど遮光がベストです。グラウンドブロメリア(地生ブロメリア)は、暑さには非常に強いですが、締め切った部屋などで長期間置いておくのは避けてください。
- 秋の育て方:日差しが柔らかくなってきたら直射日光に当てても大丈夫です。グラウンドブロメリア(地生ブロメリア)を戸外に置いてる場合は最低気温が5度を下回るようになってきたら室内に取り込みます。秋になると色が引き締まって見ごたえが出てきます。
- 冬の育て方:寒くなってきたら明るい室内で育てます。グラウンドブロメリア(地生ブロメリア)は、霜が降りるような窓際は避けて暖かいところに置きます。この時期は植物の休眠期に入ります。
肥料
グランド・ブロメリアは、暖かい生育期に緩効性の肥料をあげてください。
植え替え
グラウンドブロメリア(地生ブロメリア)は、3年に1度は一回り大きな鉢に植え替えるほうがいいです。植えかえないでおくと根づまりをおこして成育が悪くなります。
病気・害虫について
グランド・ブロメリアは、害虫は付きにくいですがカイガラムシがつく場合があります。見つけ次第こすり落としてください。
![](https://ta29.jp/wp-content/uploads/2024/04/ad92742b4c76f7884f067b390211025a-768x1024.jpg)
![](https://ta29.jp/wp-content/uploads/2024/04/172f2aac342ae00b9b99447c94a66fd2-768x1024.jpg)