マミラリア属は、全体的にまん丸で白いとげに覆われているサボテンが多いです。
このトゲがまるで白いワタのように生えるものが多く、真っ白に覆われているのでとても人気があります。
マミラリアは「コブ、疣(イボ)がある」というラテン語からきていて、刺が疣のてっぺんから生えて、疣サボテンとも呼ばれています。
刺の色・形、花の色・形・大きさ、疣間の綿毛の有無、など色々な違いがあり、マミラリア属は、400種類を越す種類が確認されています。集め出すとキリがない感じのサボテンです。
マミラリア属は、耐寒性、耐暑性に優れ、水も好むほうですが、水やりはやや少なめにした方がよいです。夏の直射日光と雨にはあてないようにしましょう。
マミラリア属は、種類が多いだけに管理の方もそれぞれで少し異なっており、簡単に花の咲くもの、なかなか咲かないものなどがあります。
猩々丸・白珠丸・豊明丸・グロボーサ(蓬莱宮変種)・ブーリィ (桜富士)・雲峯は直射日光に強いです。月影丸は直射日光に弱いです。
マミラリア属は、よく子吹き群生するサボテンです。
マミラリア属の原産地はメキシコのグアナフアト州で、標高は2000mほどの場所になります。
マミラリア属(Mammillaria)のサボテンの一覧、種類(原種、品種、仲間)
◎キンテマリ(金手毬/黄金司/細長丸/Mammillaria elongata/マミラリア エロンガータ)
キンテマリは、ニョロニョロっとした黒と黄色のマミラリア属のサボテン。
◎ギョクオウデン(玉翁殿/マミラリア・ハフニアナ・ラナタ)
ふわふわした刺で覆われた真っ白のマミラリア属のサボテンです。玉翁殿は、子吹きして、よく群生します。
◎ハクリュウマル(白竜丸/Mammillaria compressa)
白竜丸は小型のマミラリア属の疣サボテン、玉サボテンです。
◎マンゲツ(満月/Mammillaria candida)
満月は、真っ白く短い刺で覆われた真っ白なマミラリア属のサボテンです。子吹きして、よく群生します。
◎希望丸(きぼうまる/albilanata)
◎豊明丸(ほうめいまる/bombycina)
◎鶴の子丸(つるのこまる/haageana)
◎白珠丸(Mammillaria geminispina)
◎猩々丸(Mammillaria spinosissima-v.)
◎月影丸(Mammillaria zeilmanniana)
◎雲峯(Mammillaria longiflorae)
◎ブーリィ(桜富士/Mammillaria boolii)
◎グロボーサ(蓬莱宮変種/Mammillaria Shumannii var. globosa)
