ユーフォルビア・オベサ(Euphorbia obesa)は、丸みのあるトゲのない姿が人気の多肉賞物です。
真ん丸な球体のオベサには、大きくなると稜からたくさん子株を吹く通称「仔吹きオベサ(Euphorbia obesa f. prolifera) 」や、株元からいくつもの球体を生やし群生する「群生オベサ(Euphorbia obesa f. caespitosa)」 というタイプもあります。
また、同属の仲間でオベサにそっくりの「Euphorbia symmetrica(ユーフォルビア・シンメトリカ) 」という種もあります。球形ユーフォルビアの代表種。和名は「キリン玉」。
ユーフォルビア・オベサは、耐暑性、耐寒性は比較的ありますが、冬場は10℃以下になる前に温室か室内に取り込んで育てます。真冬に気温が低下指定状態では休眠するので水やりは控えます。
◉オベサ/Euphorbia obesa/仔吹きオベサ/ユーフォルビア/キリン玉(トウダイグサ属<トウダイグサ科<キントラノオ目<多肉植物)
